林 社労士事務所は企業経営を人事・労務面からサポートします。

１．社会保険とは

　　社会保険とは、国民が生活するうえで、疾病・負傷、障害、死亡、出産、失業、老齢の事象に対して、必要な給付
　　を行う制度であり、主なものとして、労働者災害補償保険（労災）、雇用保険、年金保険（国民年金、厚生年金保
　　険）、医療保険（健康保険、国民健康保険）があります。

　　なお、企業の運営において、労働者災害補償保険（労災）と雇用保険を労働保険、厚生年金保険、健康保険を社会
　　保険と称し、それぞれの要件に基づき、加入しなければなりません。

2．行政の社会保険未加入対策

　　行政は、労働保険と社会保険の未加入対策として、事業所に職員を訪問させ、加入の促進を行っています。
　
　　特に、国土交通省は、建設産業の再生と発展のための方策として、建設業における、保険未加入企業の排除を掲げ
　　ており、保険加入の徹底を図っています。
　　具体的には
　　　 ①許可更新時の加入状況確認
　　　　・建設業許可、更新の申請時の添付書類に保険加入状況を記載した書面を追加し（建設業法施行規則第４条第
　　　　　１項を改正）、未加入業者に対して加入指導。
　　　
　　　 ②公共事業労務費調査
　　　　・労働者単位での社会保険加入状況を把握。

　　　 ③建設業担当部局による立入検査
　　　　・事業所への立入検査 建設業法上の立入検査に際し、併せて労働者単位での保険加入状況を確認。未加入業者
　　　　　に対して、保険加入を指導。
　　　　・工事現場への立入検査 元請企業の下請指導状況指導を調査し、虚偽が判明した場合など状況に応じて指導。

　　　 ④建設業行政上の指導・処分 ・未加入企業に対して、保険加入を指導・勧告。
　　 　 ・指導をしても保険に未加入の場合には、保険担当部局に通報。
　　 　 ・建設業者として丌適当な場合は、建設業法に基づく指示・営業停止等。

　　　 ⑤公共工事参加者の加入状況確認
　　　　・現行の経営事項審査で確認している①雇用保険加入、②健康保険及び厚生年金保険について、未加入業者の
　　　　　減点の幅を拡大

３．ご相談はこちら

　　 加入要件や保険料について詳しくご説明します。
　　　　　　
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